王鵬、流血何の!祖父・大鵬ばり左四つで関取初白星「とりあえず良かった」

[ 2021年1月13日 05:30 ]

大相撲初場所 3日目 ( 2021年1月12日    両国国技館 )

貴源治(手前)を寄り切りで下す王鵬(撮影・島崎 忠彦)
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 本名の納谷から改名した新十両の王鵬は貴源治を寄り切り、関取初白星を挙げた。

 「とりあえず良かった」とホッとした表情。2日目までとは違い、準備運動のタイミングをつかみ「体が冷えずに土俵に行けた」のが勝因の一つ。立ち合いは頭で当たり右眉上から出血しながら左差し、右で抱え、まわしにこだわらずに前へ出た。

 史上2位の優勝32回を誇る大横綱で祖父の大鵬を思わせる左四つ。「できるだけ(四つ相撲は)取らないようにしてます。自分が一番力が出るのは押し相撲なので」と反省も忘れなかった。

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2021年1月13日のニュース