京産大1年生FL三木皓正 兄弟対決に闘志 兄・亮弥は慶大CTB 13日に激突

[ 2020年12月12日 05:30 ]

ハードタックルが武器の京産大フランカー三木皓正(京産大提供)
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 京産大フランカー三木皓正(1年)が兄弟対決に燃えている。13日にあるラグビーの大学選手権3回戦3試合のメンバー発表が12日にあり、慶大CTBの兄・亮弥(4年)と花園ラグビー場で激突する。FWとバックスのため直接対決の機会は少ないものの、「おそらく最初で最後。楽しみたい」と得意のタックルを浴びせる考えだ。

 3歳上の兄を追うように小1ごろから競技を始めた。ともに京都成章高OBで、兄弟そろってハードタックルを武器にしている。

 高校日本代表に選ばれた弟は、今季のラッキーボーイ的存在。リーグ戦初戦の立命大戦で終了間際に逆転トライを挙げ、そこから先発の座をつかんだ。伊藤鐘史監督は「タックルが強い。チームに勢いを与えられる存在」と高く評価している。

 対抗戦で明大と帝京大に黒星を付けた東の伝統校も、京産大と同じくFWにプライドを持つ。激しい肉弾戦は必至。「ひたむきに行く」と三木。タックルの雨を降らせる。

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2020年12月12日のニュース