喜友名諒 前人未踏の9連覇へ「自分の空手見せる」 13日全日本空手道選手権

[ 2020年12月7日 15:27 ]

13日の全日本空手道選手権の会見にオンラインで出席した(画面左上から時計回りに)宮原美穂、清水希容、喜友名諒、植草歩
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 全日本空手道選手権(13日、日本武道館)のオンライン記者会見が7日、東京都江東区の日本空手道会館で行われ、男子形で史上初の9連覇を目指す東京五輪代表の喜友名諒(30=劉衛流龍鳳会)らが出席した。

 空手も新型コロナウイルスの影響で各種大会が中止に追い込まれており、喜友名の実戦は今年1月のプレミアリーグ・パリ大会以来、11カ月ぶり。「(コロナ禍で)自分が付けてきた力を全日本の舞台で思い切りぶつけて優勝したい」などと抱負を語った。

 同大会では92~99年に男子形の阿部良樹が、97~04年に女子形の若井敦子が8連覇を達成しているが、9連覇は前人未踏の領域となっている。先月にはプレミアリーグの優勝回数(19回)がギネス世界記録に認定された喜友名は、王手を掛けている新たな勲章に「新記録には意識がある」としつつも、「ずっと空手を続け、稽古を続けて今の結果に結びついている。自分の空手を見せたい」と話した。

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2020年12月7日のニュース