羽生結弦、26歳 理想の先の未来信じて――

[ 2020年12月7日 05:30 ]

昨年のトリノのGPファイナルエキシビションでの羽生結弦
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 フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌と五輪連覇の羽生結弦(ANA)が7日、26歳の誕生日を迎えた。

 25歳の一年はさまざまなことがあった。2月の四大陸選手権を制し、ジュニア&シニアの主要国際大会を完全制覇する“スーパースラム”を達成。その後、世界は新型コロナウイルスの猛威にさらされ、3月の世界選手権は中止となった。7月に国際スケート連盟の表彰式で「最優秀選手賞」を受賞。8月に今季のGPシリーズの欠場を発表し、9月には早大の人間科学部通信教育課程を卒業した。

 コロナの収束が見通せないまま季節は巡り、1つ年を重ねた。出否は慎重に判断するものの、25日からの全日本選手権(長野)にエントリーしている。クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の習得にも意欲。理想を追った先に、世界を明るく照らす演技が待つ。

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2020年12月7日のニュース