神戸製鋼入団のスミス&クルーデン “本気”の証拠 合流6日目からもうコンタクト練習

[ 2020年11月5日 05:30 ]

神戸製鋼のスミス(左)とクルーデンは観光名所の神戸ポートタワー近くの観光船上で入団会見をした
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 ラグビー・トップリーグの神戸製鋼に新加入したニュージーランド代表84キャップの万能バックスのベン・スミス(34)と、同50キャップのSOアーロン・クルーデン(31)が4日、神戸市内で入団会見をした。2人の神鋼入りの“本気度”は、「数カ月トレーニングを積んできた。今はいい状態だ」と、口をそろえた点に表れた。

 10月半ばに来日し、2週間の隔離生活。この日がまだ合流4日目ながら、6日からもうコンタクト練習に入るという。母国で体をつくってきた証拠で、W杯優勝経験がある大物コンビに、マイペース調整は無縁。カーターの後釜、クルーデンは「神戸で優勝したい。次のレガシーをつくりたい」と抱負。2人とも、腰掛けの2年契約ではない。

 チームも最大限のもてなしをした。神戸港のクルーズ船上で異例の会見をし、終了後は2人を乗せて特別航路へ出発した。ホームの一つ、ノエビアスタジアムと神戸製鋼所の工場を遊覧。連覇がかかる新シーズン、来年1月16日の開幕へ、自然と一体感が高まりそうだ。

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2020年11月5日のニュース