これぞ姉弟愛!長田いろは 自粛期間中も弟2人と毎日練習

[ 2020年11月5日 16:46 ]

合宿中の熊谷からオンライン取材に応じる7人制女子日本代表の長田いろは
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 埼玉県熊谷市で合宿中の7人制ラグビー女子日本代表のFW長田いろは(21=立正大)が5日、オンラインの合同取材に応じ、「今のままでは世界で通用しないとか、(選手で指摘し合って)練習している。日本が世界にどう勝つかにフォーカスしている」などと練習の様子を明かした。

 今回の合宿では特にディフェンス練習に重点を置き、セットスキルの向上にも取り組んでいるという。来夏に延期となった東京五輪に向け、現状で実戦機会のめどは立ってないが、「海外(のチーム)とやる感覚を忘れないように、映像を見たりしながら練習している」と話した。

 春から夏にかけては代表合宿も中断となり、実家のある福岡に帰省し2カ月を実家で過ごしたという。孤独にトレーニングをして過ごしたかと思いきや、「弟が2人いて、弟たちも実家にいたので、ほとんど毎日公園に行って、パスやサーキットトレーニングをしていました」と明かした。

 長男の一志(いっしん)さんは大東大1年、次男の士導(しどう)さんが福岡・筑紫高2年でいずれもラグビー部に所属。代表や大学などのチームメートからは「実家に帰ってもパス練習の相手がいない」との嘆きを聞いていた中、“ラグビー一家”の強みを発揮した形だ。7日には花園予選の福岡県大会決勝が控え、第2地区の筑紫高は修猷館高と対戦する。これまでの試合も士導さんはロックのレギュラーとして先発出場しており、長田は「ぜひ勝って、花園に行ってほしい」とエールを送った。

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2020年11月5日のニュース