ハンドボール男子代表合宿が再開 シグルドソン監督 1月世界選手権と五輪へ「ベストな準備を」

[ 2020年11月5日 16:23 ]

オンライン取材に応じるシグルドソン監督

 新型コロナウイルスの影響で3月から中断していたハンドボール男子日本代表の強化合宿が11月4日に東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで再開した。5日にはダグル・シグルドソン監督がオンライン取材に応じ、「コロナの影響で長い間ブレークしてしまったが、もう一度チームを立て直したい」と語った。

 今回は21年1月にエジプトで開催予定の世界選手権に向けて新戦力発掘に重点を置き、若手メンバーを中心に招集。今年1月のアジア選手権以来、代表の国際試合はできていないが「それは日本だけでなく(強豪の)ヨーロッパも同様」とし、「選手は良い状態でコンディションを保っていると思う。年齢関係なくベストな選手を選出して臨むつもり。これまで中心となってきたメンバーと組み合わせてチームをつくっていきたい」と話した。

 開催国枠で8大会ぶりの出場が決まっている東京五輪に向けても、「世界選手権がベストな準備になる」と強調。19年1月の前回大会は全敗で最下位の24位だったが、内容は強豪国に肉薄した試合も多かった。今回の予選リーグは強敵のクロアチア、カタール、アンゴラと同組で「非常に強いグループ。フィジカル的に強い国がそろった」と警戒しつつ、「ベストな試合をして前回より良い成績を残したい」と見据えた。

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2020年11月5日のニュース