鶴竜が3場所連続休場 腰痛で相撲取る稽古できず「まわしつけると痛い」 次の出場場所で進退

[ 2020年11月5日 15:25 ]

横綱・鶴竜
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 大相撲の西横綱・鶴竜(35=陸奥部屋)が11月場所(8日初日、東京・両国国技館)を腰痛により休場することになった。5日まで相撲を取る稽古ができておらず、朝稽古後の電話取材に「こんな状態だと難しいかなと思う。出たときにはちゃんとした結果を残さないといけないので、この状態で出てもしょうがない」と話した。休場は3場所連続で18度目となる。

 鶴竜は7月場所を右肘の負傷により2日目から途中休場。秋場所は腰の故障のため全休した。11月場所での復活を目指して番付発表後に相撲を取る稽古を再開する予定だったが、その矢先に再び腰を痛めた。「ちょっと良くなってくると調子に乗っちゃって、“よっしゃ、せっかく良くなったから体を戻さないと”と思い、負荷をかけすぎでしまってこうなった」と説明。現在は「まわしをつけると痛い」という状況だ。

 鶴竜の休場は横綱昇進後では在位39場所で17度目。昨年名古屋場所で6度目の優勝を飾ったあとは、7場所で6度目の休場となる。秋場所後の横綱審議委員会では一部の委員から「激励」などの決議を求める意見が出ていた。鶴竜は「これで3場所連続になるわけなので。次に出たときはちゃんとした結果残さなきゃダメでしょうね」と次に出場する場所は進退を懸けて臨む覚悟を示した。

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2020年11月5日のニュース