【しぶこ専属・斎藤大介トレーナーと世界を目指そう(5)】ボールを使って反射神経を鍛えよう

[ 2020年11月5日 05:30 ]

【2人1組でボールを使ったエクササイズ】(2)Aさんは肩から上へノーバウンド、Bさんは下へ同時にワンバウンドで投げる
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 今回の連載から<第2段階=男子は8~10歳、女子は7~9歳>のジュニアゴルファーに実践してほしいエクササイズを紹介します。この年代はゴルフの基本技術を学ぶのに適しています。 (取材協力・コモゴルファーズアカデミー)

 【2人1組でボールを使ったエクササイズ(1)】
 (1)Aさんは肩より上へ、Bさんは肩より下へ同時にノーバウンドでボールを投げてキャッチしてください。3回、終わったら今度はAさんが肩より下、Bさんが肩より上へ投げてください。
 (2)Aさんは肩から上へノーバウンド、Bさんは下へワンバウンドで投げてキャッチしてください。3回終わったら交代です。

 第1段階で紹介したエクササイズより複雑な動きになります。最初はうまくできないかもしれませんが、落ち込む必要はありません。相手との呼吸を合わせながらゆっくりいきましょう。回数を重ねれば投げる動きも捕る動きもスキルは上がってきます。

 【ボールを使った一人でできるエクササイズ】
 (1)ボールを真上に放り投げ、空中にあるボールの下で2度、手を叩いてボールをキャッチしましょう。
 (2)ボールを真上へ放り投げ、空中にあるボールの上で1度、手を叩いてボールをキャッチしましょう。
 (3)ボールを真上へ放り投げ、その場で身体を1回転させて、身体の正面でボールをキャッチしましょう。
 (4)ボールを真上へ放り投げ、背中でキャッチしましょう。これまでより少し後方に投げるのがコツです。
 捕る動きと空間認識能力を養うことができます。

 【2人1組でボールを使ったエクササイズ(2)】
 (1)2人で向かい合い、肩の高さで手を伸ばして重ね合います。下手になっているAさんがボールを落とし、これを上手になっているBさんがキャッチします。最初は右手と左手で。3回、終わったら逆の左手と右手でやってみましょう。
 (2)Aさんは立ったまま、Bさんはあお向けに寝転がってください。Aさんは肩の高さからボールを落とし、Bさんはこのボールを身体をよじってよけてください。3回、終わったらAさんとBさんで交代してください。

 反射・反応の能力を養うのに役立ちます。どのエクササイズも遊び感覚で行うことが大切です。楽しみながら実践してください。

 ◇斎藤 大介(さいとう・だいすけ)柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の3つの国家資格を持つ。男子ゴルフの片山晋呉にトレーナーとして帯同し、ゴルフに目覚める。14年から海外で研さんを積んで独立。16年から米女子ツアーに拠点を移し、リディア・コ、李晶恩(イジョンウン)ら海外メジャー優勝者のトレーニングを手掛ける。19年11月から渋野日向子を担当。自身のインスタグラム(golf_fit_japan)でも渋野らとのエクササイズ動画を公開。この連載執筆を機にジュニア向けの育成メニュー作成やオンライン相談も開始。インスタのプロフィールから斎藤トレーナー本人に問い合わせも可能。

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