渋野日向子「もぐもぐタイム」減に苦笑い おかし「食べる余裕がない」

[ 2020年11月5日 14:44 ]

<TOTOジャパンクラシック・練習日>笑顔の渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 日本女子プロゴルフツアーの今季第11戦「TOTOジャパンクラシック」(スポニチ主催)は6日から3日間、茨城県の太平洋C美野里C(6554ヤード、パー72)で開催される。国内唯一の米ツアー公式戦として知られる今大会も、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で日本ツアー単独開催となる。

 渋野日向子(21=サントリー)が5日、リモートで会見し「とりあえず1日2アンダー、3アンダーで回りたい」と目標を掲げた。

 コースでは3日から練習を行い、この日は野沢真央とインの9ホールを回った。「グリーンは先週に比べれれば速くはないけど、傾斜はある」と印象を口にし「先週まではアプローチだ、パット(が課題)だと言っていたんですけど、打たざるを得ない位置に持ってきたのはショット。そこを全然意識をしていなかった。いい位置に乗せることで、ダボだったのがボギーになったりする。ショットに対しても重視していかないといけない」とキーポイントを挙げた。

 6月のアース・モンダミン・カップ以来の国内復帰戦となった先週の樋口久子・三菱電機レディースは、予選落ち。結果がほしいところだが「くよくよしていてもその先には進めない。切り替えてやっていくしかないとつくづく思います。悔しい気持ちもあるけど課題もみつけられたし、より進んでいると思う場面もあった。そういうのをしっかり自分で整理して、次に向けてやっていけたら」と前を向いた。

 会見中にはトレードマークの「もぐもぐタイム」が減ったことに関して質問が出たが「お腹はすいているけど、やることや考えることが増えてしまって、そっちに向いていて食べる余裕がない。(キャディーバッグに)めちゃくちゃ(お菓子を)入れているんですけど」と苦笑いで説明するひと幕もあった。

 今週は予選落ちなしの3日間大会。6日の第1ラウンドは畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)、原英莉花(21=日本通運)の「黄金世代」2人と回る。「奈紗ちゃんとは何となく一緒かな、と思ったら、やっぱりそうだった。今シーズンの調子もいいし、いい勉強になる。原ちゃんは日本女子オープンを勝っていて調子はいい。2人とも飛ばすけど負けないようにと思いつつ、それに惑わされないように」と話した。6日は午前9時20分に1番からスタートする。

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2020年11月5日のニュース