7日の明大―日体大戦が中止 日体大部員に新型コロナ陽性者 関東大学ラグビーで初の事態

[ 2020年11月5日 16:00 ]

 関東ラグビー協会は5日、今月7日に予定していた関東大学対抗戦Aグループの明大―日体大戦(東京・秩父宮ラグビー場)を中止すると発表した。日体大のラグビー部員1名の新型コロナウイルス陽性が確認されたため。9月に開幕した関東の2つの主要大学リーグで、新型コロナの影響で試合が中止となるのは初めて。

 日体大によれば、陽性の部員は神奈川県在住の10代の部員。他に2名の部員が濃厚接触者と認定され、あす6日にPCR検査を受診する。こうした状況から日体大は新型コロナ感染拡大防止および社会的責任の観点から関東協会に明大戦辞退を申し出て、受理された。

 これにより、試合は明大の不戦勝(勝ち点4)、日体大の不戦敗(同0)となる。また、今年度は特別ルールとして対抗戦でも勝ち点制およびボーナスポイント(BP)が導入されたが、「全試合(28試合)が実施された場合のみ」に適用されるBPの適用は見送られることになった。

 7日に秩父宮ラグビー場で行われる早大―筑波大戦は、予定通り開催される。

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2020年11月5日のニュース