高砂親方、12月に65歳定年「いい師匠人生」 自身最後の本場所、朝乃山に「初日から3連敗はやめて」

[ 2020年11月5日 05:30 ]

オンラインで記者会見する高砂親方
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 12月9日に日本相撲協会定年の65歳の誕生日を迎える高砂親方(元大関・朝潮)が4日、師匠として最後の本場所となる11月場所(8日初日、両国国技館)を前にオンライン会見し、「いろんな問題を起こす横綱(朝青龍)もいた。少し落ち着いてきたら朝乃山がタケノコのように伸びてきた。いろんな意味で僕はついている。いい師匠人生を送らせてもらった」と笑顔で振り返った。

 大関・朝乃山には「先場所のように初日から3連敗はやめてもらいたい。大関という地位を把握して自分の相撲を取り切ること」と期待を込めた。高砂部屋の後継者は「まだ決まっていません」と述べるにとどめた。自らは再雇用制度で参与として協会に残る意向を示した。

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