五輪組織委の森会長「五輪後も国立を利用して」 世界陸連コー会長「任期中に東京で世界選手権を」

[ 2020年10月8日 14:29 ]

面会に訪れた世界陸連のコー会長(左)に「ソーシャルディスタンシング」を強調する組織委員会の森喜朗会長
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 世界陸連のセバスチャン・コー会長(64=英国)が8日、新型コロナウイルスの影響で来夏へ延期された東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムである国立競技場を視察後、大会組織委員会を訪問して森喜朗会長(83)と面会した。森会長は「IOC(国際オリンピック委員会)の有力役員であるコー氏が、難しい状況の中で日本においでいただいたのは大きなメッセージになる」と歓迎。開催準備にあたってはコー会長が組織委員会会長を務めた2012年ロンドン五輪をモデルにすることが多かったとし、「大変参考になった。今回はIOCも初めての1年延長という大冒険となったが、ここまで持って来られたのも皆さんのおかげと感謝している」と話した。

 コー会長は「大会を開催するだけでも大変だったのに、日本の皆さんにとってこの1年は非常に難しい状況だと思う」と感想を述べ、「世界陸連を代表して、この東京で大会を開催していただけることを非常に楽しみにしている。皆さんと手を合わせて大会が成功に終わるように協力する姿勢がある」と強調した。

 森会長はコー会長が視察した国立競技場を評価していたことに「大変うれしい。まだ少し手直しするところはあるが、来年までには完璧なものに仕上がると思う。世界陸連としてぜひ国立を、五輪のメモリアルグラウンドを利用することを考えていただければ」と、五輪後の大会開催を要望。コー会長も「将来、世界選手権を開催するのにふさわしい競技場と実感した。東京では1991年に世界選手権が開催されたが、私の任期中にまた東京で開催できればと思っている。日本は陸上に非常に貢献してくれている。国内連盟に協力していただいて、また東京で開催できれば」と、開催地未定の2025年以降の東京世界選手権実現を希望した。

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