日大水泳部・石川慎之助 8月のクラスター発生に「生きた心地しなかった」赤裸々に体験語る

[ 2020年10月3日 18:44 ]

 10人以上が新型コロナウイルスに感染するクラスターが8月に発生した日大水泳部の石川慎之助(19)が「生きた心地がしなかった」という体験を赤裸々に語った。

 3日に東京辰巳国際水泳場で開催された競泳日本学生選手権第3日の、男子100メートルバタフライに出場後に取材に対応。クラスター当時の状況に言及し「自分は検査で陰性だったけど、陽性になったメンバーともよくしゃべっていた。周りに味覚がなくなる選手がどんどん出て、明日は我が身という気持ちがあった。たくさん死んじゃっている病気で、怖さもあった。生きた心地がしない中で、食べ物を食べて味がした時に生きていると実感できた」と振り返った。

 生きていることを実感するため、食事量は増えた。もともと太りやすい体質もあり、体重は約5キロも増加。9月24日からの活動再開後に猛練習で体を絞ったが、本来の泳ぎを取り戻すことはできなかった。この日は52秒13の5位に終わり連覇を逃し「つまんないです。タイムが出ねぇと面白くないし、勝てねぇと面白くない」と涙。「練習量が足りなかったと思います。練習は好きじゃないですけど、試合で大失敗する方がもっと嫌。来年4月に重要な試合(東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権)があるので、それに合わせて、いやいやでも死ぬほど泳ぎ込みたい」と誓った。

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