女子400障害は新星・イブラヒム愛紗が初優勝 自己ベストに「こんなタイムが出るとは」

[ 2020年10月3日 17:01 ]

陸上 日本選手権最終日 ( 2020年10月3日    新潟市・デンカビッグスワンスタジアム )

<日本陸上最終日>女子400メートル障害決勝、優勝したイブラヒム愛紗(撮影・小海途 良幹)
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 女子400メートル障害決勝は学生チャンピオンのイブラヒム愛紗(22=札幌国際大)が自己記録を1秒更新する56秒50で初優勝を飾った。2位は18年覇者の宇都宮絵莉(長谷川体育施設)で57秒09、3位は前回女王の伊藤明子(セレスポ)で57秒34だった。

 9月の日本学生対抗選手権で自己ベストの57秒50をマークしたばかりのイブラヒムが、同じ会場で圧巻の走りを見せた。スタートから積極的に飛ばし、ラスト100メートルでさらに後続を突き放す快走。「57秒前半が出たら良いと思っていたので、こんなタイムが出るとは思っていなかった。うれしい」とはにかんだ。

 これまでは7台目までのハードル間を15歩、8台目以降は16歩で走っていたが、「8台目がいつも詰まってスピードダウンしてしまう」と今回から8台目も15歩でチャレンジ。減速なく終盤にもう一段ギアを上げられたことが、自己記録更新につながった。

 好調の要因は「自分でも分からない」と苦笑いするが、大学進学を機に「高校までガムシャラに走っていたところを、大学で考える部分が大きくなって走りを修正できている」と分析。「いつも3台目まではスピードに乗れるようにして、あとはリラックスして走るようにしている」という精神面の強さも大きいかもしれない。

 男子短距離のエース、サニブラウン・ハキームと同じルーツを持つ新星は、延期となった東京五輪出場も視界に捉えた。「走力や技術面も足りない。修正してもっと速くなりたい」と上だけを見据えた。

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