JLPGA　スポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」を特別公認大会として実施　国内ツアー単独で開催

スポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」

2019年、「TOTOジャパンクラシック」で優勝を飾った鈴木愛
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　女子ゴルフの「TOTOジャパンクラシック」を主催するTOTO株式会社、株式会社毎日放送、スポーツニッポン新聞社などは15日、同大会を日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）特別公認大会として11月6～8日の3日間、茨城・太平洋C美野里Cで実施すると発表した。従来は国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本女子ツアーも兼ねていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限により、米ツアーメンバーの来日が困難となっていることなどを考慮。今年に限り、JLPGAツアー単独で開催することを決めた。無観客で行われる。

　出場選手枠は78人。10月15～18日の富士通レディース終了時点での賞金ランキング上位35人に加え、10月12日時点のロレックスランキング上位43人に出場資格が与えられる。賞金総額は1億6000万円。

　大会会長を務めるTOTO株式会社の清田徳明代表取締役社長執行役員は「新型コロナウイルスの感染拡大は、人と人とのつながりをも脅かすこととなり、残念ながら世界的な流行収束の見通しが依然として立っていない現状を踏まえ、全米女子プロゴルフ協会公式戦としての大会は開催中止を決定しました」と苦渋の決断を明かした上で、「しかしながら、スポーツを見る楽しさをコロナ禍の世の中にぜひとも届けたい、またその姿を見せてくれる選手や大会の運営に携わる皆さんを応援したいという想いから、日本女子プロゴルフ協会様のご理解とご支援もいただき、本年に限り日本国内大会としての開催を決定しました」とコメントした。

　昨年大会は賞金女王に輝いた鈴木愛（26＝セールスフォース）が、2位に3打差をつけて初優勝。18年大会は世界ランキング8位の畑岡奈紗（21＝アビームコンサルティング）が制した。