「凄いケミストリーが起きた」“チーム大坂” 7億円豪邸合宿が全米制覇を後押し

[ 2020年9月14日 05:30 ]

全米オープン第13日 女子シングルス決勝 ( 2020年9月12日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

優勝トロフィーにキスをする大坂(AP)
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 大坂なおみの2年ぶりの全米制覇を後押ししたのが“豪邸合宿”だった。6月。フィセッテ・コーチ(40)、中村豊トレーナー(48)ら“チームなおみ”の面々が米ロサンゼルス・ビバリーヒルズの高台にある大坂の自宅に集結した。

 全米の前哨戦ウエスタン・アンド・サザン・オープンまで約10週間の合宿を実施。大坂は「外出自粛期間中もほぼ毎日テニスをしていた。凄いケミストリー(化学反応)が起きた」と振り返る。

 米メディアによると、歌手で俳優のニック・ジョナスが独身時代に住んでいた豪邸で、敷地面積は100坪以上。5つの寝室と4つのバスルーム、暖炉、ジム、ジェットバス付きプールもある。購入価格は690万ドル(約7億3140万円)。最高の環境で、フィセッテ・コーチが着手したのが凡ミス減に向けたフットワークの改善だった。「全てはフットワークから始まる。豊に頼み、徹底的にトレーニングした」と体幹と下半身を重点的に強化。スイングスピードを上げる技術面の修正も行い、ストロークの安定感が増した。

 フィセッテ・コーチは昨年12月、中村トレーナーは6月にチームに加わったばかり。オフコートでリラックスできる豪邸には、互いを理解して結束力を高める効果もあった。ニューヨーク入り後も一軒家を借りて共同生活し、中村トレーナーは「チームの結束力が強くなっていることが好成績に結びついた」と強調する。

 米経済誌フォーブスによると、大坂の年収は3740万ドル(約39億6400万円)で女子アスリートでトップ。「セレブ力」がテニスにもプラスに働いた。優勝後は大坂がテレビ出演などの対応に追われたため、会場のスイートルームにチームメンバーが集まり、シャンパンで祝杯。5分程度のささやかな祝勝会で喜びを分かち合った。

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