トレイルブレイザーズがプレーオフ最終切符を獲得 グリズリーズ散る 渡辺に出場機会はなし

[ 2020年8月16日 06:29 ]

グリズリーズのバランチューナスからボールを奪い取るトレイルブレイザーズのリラード(AP)
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 NBAは15日、フロリダ州オーランドで西地区プレーオフの最後の枠を争う決着シリーズ(プレー・イン・ゲーム)の初戦を行い、8位のトレイルブレイザーズが126―122(前半58―52)で9位のグリズリーズを下して7季連続でポスト・シーズンに進出。再開後の8試合で平均37・6得点を挙げて「シーディング・ゲーム」のMVPに選出されたデイミアン・リラード(30)が5本の3点シュートで31得点と10アシストを挙げれば、試合開始2時間前に母国ボスニア・ヘルツェゴビナにいた祖母ハナさん(67)が新型コロナウイルスの感染による合併症で死去したことを公表したセンター、ユスフ・ナーキッチ(25)が22得点と21リバウンドをマークして貴重な1勝をもぎとった。

 トレイルブレイザーズは第4Qの開始2分5秒で8点を追う展開となってしまったが、残り3分からはこの日29得点のC・J・マッカラム(28)が2本の3点シュートを含む3本のジャンプシュートを成功。119―116で迎えた残り21秒にはベテランのカーメロ・アンソニー(36)がリラードのアシストを受けて起死回生の3点シュートを成功させて勝負を決めた。

 トレイルブレイザーズは西地区1回戦で第1シードのレイカーズと対戦。今季の成績は1勝2敗で、レイカーズにとっては第8シードながら油断できない相手になりそうだ。

 オーランドに入るまで西地区全体8位だったグリズリーズは「シーディング・ゲーム」で2勝6敗と不振。決着シリーズでは2試合とも勝てば3季ぶりのプレーオフだったが、今季17・4得点を挙げ、3点シュートも好調だったジャーレン・ジャクソンJR(20)が3日のペリカンズ戦で左膝の半月板を損傷して戦列を離脱して白星は増えなかった。

 新人王が確実視されているガードのジャー・モラント(20)は自己最多の35得点。第4Q残り15・4秒にディロン・ブルックス(24)の3点シュートで3点差にしたがあと一歩およばなかった。

 センターのヨナス・バランチューナス(28)は22得点と17リバウンド、新人フォワードでゴンザガ大ではウィザーズの八村塁(22)とチームメートだったブランドン・クラーク(23)も20得点をマーク。第1Q中盤で16点差をつけられながら、第3Qを42―31として試合をひっくり返したが、最後はトレイルブレイザーズの粘りに屈する形となった。

 マイナーのGリーグ、メンフィス・ハッスルとの「2―WAY契約」の最終2年目を迎えていた渡辺雄太(25)はトレイルブレイザーズ戦では出番はなく、オーランド入りしてから出場したのは2試合のみ(計7分間)。今季の成績はGリーグでは22試合で平均17・2得点、5・7リバウンド、NBAでは18試合で2・0得点、1・1リバウンドだった。グリズリーズでの平均出場時間は今季5・8分。契約は今季で切れるためにオフの動向が注目されるところだ。

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