【羽川豊の目】渋野、ショット苦しみパットにも影響

[ 2020年8月16日 05:30 ]

米、欧州女子ゴルフツアー共催スコットランド・オープン   第2日 ( 2020年8月14日    英ノースバーウィック ルネサンス・クラブ=6453ヤード、パー71 )

第2ラウンド、3番でティーショットを放つ渋野日向子。通算14オーバーで予選落ち(共同)
Photo By 共同

 渋野選手が予選落ちしてしまった最大の原因は、ショットが安定しなかったことだ。昨年、全英女子オープンで優勝した時と比べ、スイングの軌道がインサイドアウトになっていて、ドライバーショットが左に行っていた。クラブをインサイドアウトに振ればボールはドロー回転になり、ランが出て飛距離が伸びたように感じる。だが、体の回転が悪くなればプッシュアウトするし、アイアンがインサイドからくればダフったりもする。

 そのショットの不調にパットも引きずられた。グリーンに乗せられずラフに入れてスコアがまとまらない。アイアンを狙ったところに打てればパットにも集中できただろうが、そういう状況ではなかった。もっと飛距離を出したい、レベルアップしたいということでオフにスイング改造に取り組んだようだが、新型コロナウイルスの影響で試合がなくなり時間が空いたため逆にやり過ぎてしまったのかもしれない。

 次の全英女子オープンのロイヤルトルーンはバンカーがきつい。ティーショットが安定しないと再び苦しい展開になる。ただ、スイングのズレは原因が分かれば、直すのは難しくない。元々良い振りをする選手だし、ポテンシャルは凄い。試合までそれほど時間はないが、修正能力に期待したい。 (スコットランド女子オープンWOWOW解説者、プロゴルファー)

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