マジックとネッツも黒星 ウィザーズにプレーオフ進出の可能性が残る ラプターズは7連勝

[ 2020年8月6日 12:14 ]

選手に指示を与えるマジックのクリフォード監督(AP)
Photo By AP

 再開7日目を迎えたNBAは5日、フロリダ州オーランドで6試合を行い、東地区全体8位だったマジックは99―109(前半35―55)で2位のラプターズに敗れて32勝27敗。4連敗のウィザーズ(24勝44敗)は“オーランド・バブル”に参加していないホーネッツ(23勝42敗)に勝率で1厘劣って東地区全体の9位から10位に順位を落としたが、マジックが敗れたために(ゲーム差は7・5)プレーオフ進出への可能性はかろうじて残った。

 ラプターズは7連勝で49勝18敗。オーランド入り後は4戦全勝で、東地区全体首位のバックス(54勝14敗)とは4・5ゲーム差となり、5試合を残しているバックスのプレーオフでの地区第1シードは確定しなかった。

 また同7位のネッツも3位のセルティクスに敗れて32勝36敗。10位ウィザーズとは8ゲーム差で、こちらもプレーオフ進出は決まらなかった。

 ウィザーズ、マジック、ネッツの3チームの「シーディング・ゲーム」の残りはすべて4試合。2試合制の決着シリーズ(プレー・イン・トーナメント)に持ち込むには最終的に8位となるチームに4ゲーム差以内にしなくてはいけないが、マジックとネッツは直接対決(11日)を残しているため、ウィザーズにとって競り合う対象はどちらか1チームとなる。

 <5日の結果>
*ジャズ(43勝25敗)124―115グリズリーズ(32勝37敗)
76ers(41勝27敗)107―98*ウィザーズ(24勝44敗)
ナゲッツ(45勝23敗)132―126*スパーズ(29勝38敗)
*サンダー(42勝25敗)105―86*レイカーズ(51勝16敗)
ラプターズ(49勝18敗)109―99*マジック(32勝37敗)
セルティクス(45勝23敗)149―115*ネッツ(32勝37敗)

 *はホーム扱い

 <東地区8位マジックとのゲーム差>
 ▼10位ウィザーズ=7・5(4)

 <西地区8位グリズリーズとのゲーム差>
 ▼9位トレイルブレイザーズ=1(5)
 ▼10位スパーズ=2(4)
 ▼11位ペリカンズ=2(5)
 ▼12位サンズ=2・5(5)
 ▼13位キングス=3(5)

 *シーディング・ゲーム(各チーム8試合)終了時点で再開シーズン参加チームの中で地区9位のチームが8位に4ゲーム差以内ならば2試合制の決着シリーズ(プレー・イン・トーナメント)に突入。9位のチームが2勝すればプレーオフへ。カッコ内の数字は残り試合数。

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月6日のニュース