ウィザーズ4連敗 東地区全体で9位から10位に転落 八村は3点シュートを決めたものの8得点

[ 2020年8月6日 07:39 ]

背後から八村のシュートをブロックする76ersのエンビード(AP)
Photo By AP

 NBA東地区全体9位のウィザーズは5日、フロリダ州オーランドでの再開シーズンで4試合目の「シーディング・ゲーム」に臨んだが、同6位76ersに98―107(前半47―54)で敗れて24勝44敗。第3Q途中で一時5点をリードしたが第4Qで24―30と競り負けて「借金」は今季最大の20に広がり、ダメージの大きい4連敗を喫した。勝率は・353となり、「オーランド・バブル」に参加していないホーネッツ(23勝42敗=勝率・354)に抜かれて東地区全体の9位から10位に転落。ウィザーズはスクリメージ(練習試合=3試合)を含めてオーランド入りしてからは7戦全敗となった。

 シーズン再開後の8試合終了時点で8位チームと4ゲーム差以内にした場合には決着シリーズ(プレー・イン・トーナメント=2試合制)に持ち込めるが、このあと試合を行う8位のマジック(日本時間午前9時~)とは残り4試合となった段階で8ゲーム差、7位ネッツ(同午前10時~)とは8・5ゲーム差となっており、76ers戦終了時点でまだ数字上の可能性は残しているものの2季ぶりのプレーオフ進出は苦しくなった。

 再開初戦のサンズ戦で21得点、第2戦のネッツ戦と第3戦のペイサーズ戦で各9得点だった八村塁(22)は今季45試合目の出場。先発して39分プレーしたが、フィールドゴール(FG)の成功は11本中2本に終わり、8得点、8リバウンド、2アシストという内容だった。

 76ersとは今季1勝2敗。八村は昨年12月9日のこのカード(●113―119)では43分の出場で27得点を挙げていたが、208センチの大型ポイントガード、ベン・シモンズ(24)とのマッチアップではオフェンスで優位に立てず、インサイドを突けばダブルチームでマークされてシュートを楽に打たせてはもらえなかった。

 試合開始から第3Q序盤までFGは7本連続で失敗。第3Qの6分33秒、イッシュ・スミス(32)のアシストからジャンプシュートを決めてようやくFG成功部門に「1」を書き込み、第4Qの残り2分22秒には左のコーナーから3月3日のキングス戦以来、8試合ぶりとなる3点シュートを決めたが、FG成功はこの2本だけだった。3試合連続で得点がひとケタに終わったのは11月24~27日(キングス→ナゲッツ→サンズ)以来、今季2回目。ブラドリー・ビール(27)とダビス・バターンズ(27)という今季チームを支えた得点源の2人が不在の中で迎えている「オーランド・バブル」だが、八村はまだ本領を発揮するまでにはいたっていない。

 ウィザーズではベンチから出たガードのジェローム・ロビンソン(23)がチーム最多の19得点。先発したセンターのトーマス・ブライアント(23)は19得点、10リバウンド、フォワードのトロイ・ブラウンJR(21)は17得点だった。

 76ersは41勝27敗。センターのジョエル・エンビード(26)が30得点と11リバウンドを稼いでインサイドで踏ん張った。しかし八村をマークしていたシモンズは左膝を負傷して途中退場。今後の出場が懸念される事態となった。

 この試合に先立って行われた試合で西地区全体8位のグリズリーズは5位のジャズに115―124(前半55―64)で敗れて32勝37敗。オーランドでのシーズン再開後はウィザーズ同様に4戦全敗(通算5連敗)となり、同9位トレイルブレイザーズ(31勝38敗)とのゲーム差は「1」となった。左膝半月板損傷で今季の出場が絶望となった先発フォワードのジャーレン・ジャクソンJR(20)に代わって渡辺雄太(25)がオーランドで初めてベンチに登録されたが出場機会はなかった。

 なおNBAはこの日、新型コロナウイルスへの感染判明者が検査を行った343選手の中では現時点ではいないことを公表。定期的な発表では3回連続で「0」となった。ただしフロリダ州では5日、ハリケーンの影響で検査件数が減少したにもかかわらず5409人の感染が判明し、累計ではついに50万人を突破。死者は1日だけで225人に達し、新規入院患者の数は初めて600人を超えている。

 <八村の全オフェンス>

 ▼第1Q(1得点=出場10分24秒)
(1)1分46秒・右サイドからプルアップでジャンプシュート=×
(2)=5分14秒・速攻で正面からドライブインして右手でレイアップ=×
 *6分51秒・フリースロー2本=×○

 ▼第2Q(無得点=出場7分44秒)
(3)6分13秒・ペイント内でシモンズを交わしてオフ・バランスのシュート=×
(4)6分32秒=ゴール下でシュートに持ち込むもホーフォードに阻止される=×
(5)8分8秒・右サイドからターンアラウンドでシュート=×

 ▼第3Q(2得点=出場9分34秒)
(6)1分18秒・速攻から1人でシュートに持ち込むもエンビードにブロックされる=×
(7)3分9秒・ドライブインからフローター=×
(8)6分33秒・左サイドからジャンプシュート=○(アシスト・スミス)
(9)8分55秒・左ベースライン際からジャンプシュート=×
(10)9分2秒・オフェンス・リバウンドをキープしたあとのドライブインで左手によるレイアップ=×

 ▼第4Q(5得点=出場10分59秒)
 *3分17秒・相手テクニカル(ディフェンス3秒)によるフリースロー1本=○
 *5分5秒・フリースロー2本=×○
(11)9分38秒・左コーナーから3点シュート=○(アシスト・スミス)

 <ウィザーズのシーディング・ゲームの結果と今後日程>

 ▼7月31日=●112―125サンズ
 ▼2日=●110―118ネッツ
 ▼3日=●100―111ペイサーズ
 ▼5日=●98―107 76ers
 ▼7日=ペリカンズ
 ▼9日=サンダー
 ▼11日=バックス
 ▼12日=セルティクス

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2020年8月6日のニュース