山県亮太 来月セイコーGPで今季初戦 “五輪舞台”確認を「ベスト尽くしたい」

[ 2020年7月28日 18:31 ]

オンラインで取材に応じた陸上短距離の山県亮太(スクリーンショットより)

 陸上男子短距離の山県亮太(28=セイコー)が28日、オンラインで報道陣の取材に応じ、今季初戦に来月23日に行われるセイコー・ゴールデングランプリ(東京・国立競技場)を予定していることを明かした。「出られるのであれば冬季練習で試していたことを実践する場としてベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

 陸上競技が国立競技場で開催されるのは同大会が初めて。国立競技場は来年の五輪の舞台となるだけに、山県は会場チェックにも余念がない。トラックの固さ、状況が特に気になるというが、山県の視点はすでに五輪出場した場合を想定している。「サブグラウンドから招集コールルームまでの長さ。長かったり短かったりは地域差がある。移動時間も加味したり。その辺はどうなのか確認したい」と話した。

 昨年は肺気胸で日本選手権を欠場するなど不本意なシーズンを送った。実戦は昨年5月に出場したセイコー・ゴールデングランプリ以来となる。「試合から遠ざかっていることに対する不安はあまり感じていない。(セイコーでは)技術の変化も自分で感じて、タイムと照らし合わせて評価をしたい」と話していた。

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2020年7月28日のニュース