八村、レイカーズとのスクリメージ最終戦で19得点 31日の再開初戦ではサンズと対戦

[ 2020年7月28日 06:25 ]

スクリメージ最終戦のレイカーズ戦に先発したウィザーズの八村(AP=資料)
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 NBAウィザーズは27日、フロリダ州オーランドでのスクリメージ(練習試合)の最終戦に臨み西地区全体1位のレイカーズと対戦。116―121(前半65―69)で敗れ、再開シーズン直前の3試合は3戦全敗となった。

 八村塁(22)は28分のプレータイムでフィールドゴール(FG)を13本中7本成功させてチーム・トップの19得点と3リバウンド、3アシストをマーク。第1Qの1分54秒に右サイドから放ったこの日唯一の3点シュートも決めた。

 八村のスクリメージ3戦でのFG成功率は42・9%→35・3%→53・8%。3戦目で初めて今季の平均(41試合で47・8%)を超えた。

 レイカーズは2勝1敗でスクリメージを終了。レブロン・ジェームズ(35)とアンソニー・デービス(27)ら主力4選手が欠場したものの、今月1日に契約したばかりのJ・R・スミス(34)が3点シュートを7本中6本成功させて20得点を記録した。

 東地区全体9位のウィザーズ(24勝40敗)は同7位のネッツ(30勝34敗)に6ゲーム差で8位のマジック(30勝35敗)とは5・5ゲーム差。「シーディング・ゲーム」と呼ばれるレギュラーシーズン残り8試合を終えた段階で8位チームに4ゲーム差以内の場合には、2試合制の決着シリーズで2勝すればプレーオフに進出できる。

 レイカーズは2勝1敗でスクリメージを終了。再開初日となる30日に西地区全体2位のクリッパーズと顔を合わせる。

 なおフロリダ州では27日、新型コロナウイルスに8892人が新たに感染したことが判明。7月7日(7347人)以来の少ない数字となったが、1日で5000人以上の感染者が出たのは34日連続となった。大リーグではマーリンズに複数の選手の感染者が出て試合が延期になっており、NBAも厳戒態勢下でのシーズン再開になりそうだ。

 <ウィザーズ今後の日程>
 ▼7月31日=対サンズ(西地区13位)
 ▼8月2日=対ネッツ(東地区7位)
 ▼8月3日=対ペイサーズ(東地区5位)
 ▼8月5日=対76ers(東地区6位)
 ▼8月7日=対ペリカンズ(西地区10位)
 ▼8月9日=対サンダー(西地区5位)
 ▼8月11日=対バックス(東地区1位)
 ▼8月13日=対セルティクス(東地区3位)
 *日付は米国時間

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2020年7月28日のニュース