山県亮太 昨冬に右足首じん帯断裂の大けが負っていた…全治3カ月も自然治癒で完治

[ 2020年7月28日 19:42 ]

オンラインで取材に応じた陸上短距離の山県亮太(スクリーンショットより)

 陸上男子短距離の山県亮太(28=セイコー)が28日、オンラインで取材に応じ、米フロリダ合宿中の昨年11月に右足首じん帯断裂という全治3カ月の大けがを負っていたことを明かした。山県は「浮き石みたいなところに足を置いたらそれが動いてしまった。自分の不注意です」と話した。

 今年2月にけがは完治。現在は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターやジムなどで順調に練習を積んでいるという。けがをした昨年11月は東京五輪が通常開催される予定だったため、手術には踏み切らずに自然治癒を選んだといい「手術したら感覚も狂ってしまう部分がある。失敗のリスクもあり、五輪を見据えたらそのリスクはとれなかった」と振り返る。

 昨年は背中の痛みに加えて肺気胸を患い日本選手権を欠場するなど不本意なシーズンを送っただけに、今季に期する思いも強い。「けがは成長のきっかけ。けがから復帰した後の明るい未来を想像して頑張ればいいんじゃないかと思う」と意気込んでいた。

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2020年7月28日のニュース