男子シニアゴルフ 開幕2大会を有観客開催、入場無料 半田ISPS会長「対策万全にして成功させたい」

[ 2020年7月15日 17:18 ]

<ISPS主催新規大会開催発表>フォトセッションに臨む(左から)鴇田勇一ISPS HANDA ツアー!!代表、リモート出席の尾崎将司、半田晴久ISPS会長、倉本昌弘PGA会長(撮影・小海途 良幹)
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 国際スポーツ振興協会(ISPS)は15日、都内で会見し、男子シニアゴルフツアーの今季開幕戦となる「ISPS HANDA コロナに喝〃シニア」(7月30、31日、静岡・朝霧CC)、第2戦「プロゴルファー誕生100周年記念ISPS HANDA コロナに喝〃シニア」(8月21~23日、群馬・赤城GC)の2大会を観客を入れて開催すると発表した。入場料は無料。

 新型コロナウイルスの感染拡大で男女の国内ゴルフツアーは中止、延期が相次ぎ、ようやく6月末に女子のアース・モンダミン・カップが無観客で開催された。コロナ禍以降のゴルフトーナメントでは初となる有観客での開催を決断したISPSの半田晴久会長は「既に野球、サッカーは観客を入れて行われている。ISPSが感染対策を万全にして成功させ、今後の男女のレギュラーツアーへいい流れを作りたい」と抱負を述べた。

 大会では、同会長が「コロナ対応ソーシャル・ディスタンシング・バラバラ観客システム」と名付けた感染予防対策を徹底する。来場者用にフェースシールド1万枚を用意し、ビニール手袋とともに無料で配布。さらには「3密」を避けるため、頭に小池都知事の面をつけた「ミッツポリス」が巡回。ミッツ棒を手に「密です 密です」と来場者に呼びかける。

 また医療従事者支援のための男女チャリティートーナメント2試合(男子は9月14、15日、千葉・GOLF5Cオークビレッヂ、女子は8月3、4日、静岡・伊豆大仁CC)の開催も発表した。

 男子の大会をISPSと共催する尾崎将司もリモートで会見に参加。「皆、試合に飢えている。将来性のある子どもたちを試合に出して、レギュラーツアーの選手と競い合わせることを見てみたい」とコメント。今年からISPSアンバサダーに就任し、女子のチャリティートーナメントに出場する大山志保もビデオレターで登場。「何かできないかと思っている時に半田会長からチャリティーイベントへのお誘いをいただきました。ベストを尽くし、少しでも力になれればと思っています」とメッセージを寄せた。

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