五輪延期で潮位が変動 水泳OWS、コース変更へ

[ 2020年7月15日 05:30 ]

 東京五輪の水泳オープンウオーター(OWS)について、大会組織委員会や国際水泳連盟がコースを変更する方針であることが14日、分かった。大会の1年延期に伴う潮位の変動により、会場のお台場海浜公園の水深が1メートルほど浅くなる見通しで「コース上の全ての地点で水深1・4メートル以上」とする競技規則を満たせなくなる可能性があるため。

 気象庁によると、女子の開始予定だった今年8月5日午前7時の予想潮位は173センチだが、新たな実施日になるとみられる21年8月4日は69センチ。8月6日から21年8月5日になる見通しの男子も同様に、188センチから74センチと低下する。会場をお台場から移すことはないが、約1・66キロを6周するコースのレイアウトの再検討を進めている。

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2020年7月15日のニュース