ハネタク、自慢のターンに手応え W杯初戦に向け「ペースを上げていきたい」

[ 2020年7月4日 05:30 ]

鋭い表情で練習に臨むカヌー・スラローム男子の羽根田卓也
Photo By 共同

 カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで東京五輪代表の羽根田卓也(32=ミキハウス)が3日、東京都江戸川区のカヌー場で練習を公開し、新型コロナウイルスの影響で10月にずれこんだドイツでのW杯開幕戦に向けて「いつもと同じように外国人選手に負けないように臨みたい」と意欲をみなぎらせた。

 流れのない全長200メートルのコースで約1時間、下流から上流へ旗門を通過するターンやダッシュを繰り返した。自粛期間中に下半身と体幹の強化に取り組んだリオ五輪銅メダリストは、武器であるターンについて「いい感触がある」と手応えを強調した。9月には去年まで拠点としていたスロバキアに渡り、W杯初戦に向けての準備を進める予定。「今はコンディションの維持に努め、夏に向けてペースを上げていきたい」と語った。

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2020年7月4日のニュース