ウィザーズが敵地でジャズに敗れる 八村は15得点と自己最多の3スティール

[ 2020年2月29日 13:27 ]

八村に競り勝ってリバウンドをキープするジャズのミッチェル(AP)
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 NBAの東地区全体で9位につけているウィザーズは26日、敵地ソルトレイクシティー(ユタ州)でジャズに119―129(前半60―58)で競り負けて21勝37敗。ブラドリー・ビール(26)が41分の出場で42得点をマークしたが、西地区遠征4連戦の初戦は黒星となった。

 八村塁(22)は出だしから連続5本のフィールドゴール(FG)を成功させるなどで15得点(フィールドゴール成功は10本中6本)と7リバウンドをマーク。さらに(1)イサック・ボンガ(20)がカットした相手のパスをキープ、(2)ボヤン・ボグダノビッチ(30)からルディー・ゴベア(27)へのパスを寸断、(3)ジョーダン・クラークソン(27)のハンドリングミスで転がったボールをキープというすべて違ったパターンでスティールを記録し、初めてスティール欄に「3」を書き込んだものの、後半は4得点だった。シューターのダビス・バターンズ(27)の3点シュート成功は8本中1本に終わり7得点。26日のネッツ戦で決勝の3点シュートを決めたジェローム・ロビンソン(23)も3得点にとどまった。

 ジャズは連敗を4でくい止めて37勝22敗。このカードは今季2戦2勝となり、サンダーがバックスに敗れたたために西地区全体6位から5位に順位を上げた。ドノバン・ミッチェル(23)がチーム最多の30得点を挙げ、ゴベアは八村への2回を含む4回のブロックショットをマーク。リーグ1位(38・2%)となっている3点シュートの成功率は、ウィザーズ戦では51・4%(37本中19本)に達し、ゴベア以外の出場全8選手が少なくとも1本の3点シュートを決めている。

 ウィザーズは1日にサンフランシスコでウォリアーズと対戦。この試合では左手の骨折で昨年10月30日以来、戦列を離脱しているステフィン・カリー(31)が復帰すると見られている。

 <八村の全オフェンス>

 ▼第1Q(出場9分18秒=6得点)

(1)1分1秒・ネイピアーが外したレイアップをゴール下でティップ=〇
(2)2分12秒・ビールが外したジャンプシュートをゴール下でフォロー。右手でショートフック=〇
(3)8分45秒・ボグダノビッチからゴベアへのパスをスティールしてダンク=〇

 ▼第2Q(出場8分23秒=5得点)

(4)4分50秒・左ベースライン際からのドライブイン。ゴベアにブロックされる=×
(5)5分56秒・左エルボーから距離3・7メートルのジャンプシュート=〇
(6)6分28秒・右サイドから3点シュート=〇(アシスト・ブラウンJR)

 ▼第3Q(出場8分11秒=4得点)

*3分42秒・フリースロー2本=〇〇
(7)5分25秒・右エルボーから距離6・1メートルのプルアップ・ジャンパー=×
(8)6分47秒・ビールが外した3点シュートをフォローもゴベアにブロックされる=×
(9)6分59秒・ドライブインからゴベアをかわしてレイアップ成功=〇
(10)7分48秒・左コーナーから3点シュート=×

 ▼第4Q(出場6分24秒=シュート機会なし)

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