大迫 初Vで五輪切符獲る!ケニアでの高地特訓の成果に自信「誰よりも速く走る」

[ 2020年2月29日 05:30 ]

東京マラソン ( 2020年3月1日    都庁前~東京駅前 )

目標タイムを「2:??:??」と掲げる大迫(撮影・吉田 剛) 
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 東京五輪マラソン男子代表最後の1枠を争う東京マラソン(3月1日、都庁前~東京駅前)の会見が28日、都内のホテルで行われ、マラソンで優勝経験のない日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)が“脱ブロンズコレクター”を誓った。優勝経験のあるライバルの設楽悠太(28=ホンダ)、井上大仁(27=MHPS)に比べ、大迫は3位が4回。東京マラソン優勝の実績を引っ提げて五輪出場を確定させる。

 大迫には東京マラソンに出場しない考えはなかった。自身の日本記録を上回る選手が出ない場合は自動的に五輪代表が決まる有利な状況だが“守”より“攻”を選択した。

 「物事の捉え方。守ろうという立場で考えるのか、それとも、もっとシンプルに一つのチャンスを勝ち取るか。日本新記録や優勝。そのチャンスを勝ち取りに行くことをシンプルに捉えると、物事が進んでいく」。2時間2分台のタイムを持つ海外選手に勝ってのマラソン初優勝、その先の東京五輪出場を確実ににらんでいる。

 人生初のケニア合宿を終えた大迫は自信に満ちあふれていた。練習の充実度を「○、△、×」形式で「○」と表現。昨年10月に所属していた米国の「ナイキ・オレゴンプロジェクト」が閉鎖。12月からは強豪ランナーがひしめくケニアに拠点を置き、約2カ月半トレーニングを積んだ。標高2400メートルの高地でアップダウンのあるコースを走るなどきつい練習にも耐えた。「ケニア選手以上に走り込んで、彼ら以上に質の高い練習ができた」と手応えを口にする。

 昨年9月に行われた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」では終盤に競り負けて3位に終わり、即時内定をつかむことができなかった。それがケニア行きを後押しした。合宿中にはネット配信で「初めての勝利を得たいというのが(出場の)大きな理由」と東京への熱い思いを語るなど、このレースに臨むモチベーションは誰より高い。

 恒例となった目標タイムは昨年同様「2時間??分??秒」とボードに書いてけむに巻いた。ライバルたちが、自身の日本記録を更新しようが、それより先にゴールテープを切ればいいだけだ。「誰よりも速く走ることにしか集中していない。まずはしっかりと代表の座を勝ち取る」。決着をつける初戴冠へ向けてスタートラインに立つ。 


 【男子マラソン東京五輪への道】昨年9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で1位の中村匠吾と2位の服部勇馬が代表に内定済み。最後の1枠はMGCファイナルチャレンジの東京とびわ湖毎日(3月8日)で2時間5分50秒を上回った日本人最上位の中で最速タイムの選手が内定。該当者がなければMGC3位の大迫が内定する。

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