シャラポワ引退表明 32歳 元世界1位、4大大会で通算5勝も近年はケガに泣く

[ 2020年2月27日 05:30 ]

引退発表したマリア・シャラポワ(AP)
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 女子テニスの元世界ランキング1位で「妖精」と人気を集めたマリア・シャラポワ(32=ロシア)が26日、米誌で現役引退を表明した。エッセーで「テニスに私はさよならを言います」とした。

 4歳でテニスを始め、9歳で渡米。錦織圭も学んだアカデミーで腕を磨き、17歳だった2004年にウィンブルドン初優勝。05年に初めて世界ランキング1位となった。12年全仏オープンで4大大会全制覇を達成するなど4大大会で通算5勝を挙げた。

 16年1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物のメルドニウムに陽性反応を示し、1年3カ月の資格停止処分を受けた。17年4月に試合復帰したが、近年はケガに苦しんでいた。現在の世界ランクは373位。1月の全豪オープンでは1回戦で敗退した。

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