桐蔭学園 花園でW杯“再現”!2年生LO青木“オフロード”でV貢献

[ 2020年1月8日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー大会 決勝   桐蔭学園23―14御所実 ( 2020年1月7日    大阪府東大阪市・花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 御所実・桐蔭学園>後半6分、ディフェンスをなぎ倒し、反撃のトライを決める桐蔭学園・青木(撮影・北條 貴史)
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 その瞬間、花園がW杯の会場に戻った。後半23分、相手ゴール前ラックからボールを受けた桐蔭学園の2年生ロック、青木が右へ走り、相手をはじき飛ばすと同時に右サイドにいたWTB西川へ右手でワンハンドパス。国際レベルのオフロードパスで、1点差から20―14へとリードを広げるトライを演出した。

 W杯に感化されたわけではない。「入学した時に福本コーチと須賀コーチに“おまえは大きいんだからオフロードしろ”と。1年間練習してきたので、あの場面で出たのかな」。1メートル86、105キロの2年生が試合前に掲げた“最低目標”は「ゲインできなくても、どこが空いているか前を見る」こと。ゴール前で執ようなFW勝負を仕掛けた後半6分、自分の前が相手CTBとみるやSHに左へ展開するよう要求し、ここまで失トライ1の御所実の堅守を打ち破る反撃のトライ。オフロードパスの場面も対面がSOだったため、「バックスと1対1ならいける」と勝負に出た。

 サイズがあり走れる上に「パスも持ち味」(藤原監督)で、将来の日本代表入りが期待される高校日本代表候補。昨年末、チームを激励に訪れたOBの松島からもらった「楽しんで」のメッセージ通り、大暴れして初の単独優勝に貢献した。「自然とうれし涙が出てきた。最高でした」。来年は最上級生として初の2連覇を狙う立場。「来年また花園に戻ってきて、もう一回優勝したい」と意気込む一方、「今年の3年生が3冠獲っちゃったんで、凄くプレッシャーが大きい」と肩をすくめた。

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