美誠 史上初の五輪「三冠」宣言 シングルス&団体&混合ダブルス「全部優勝したい」

[ 2020年1月7日 05:30 ]

卓球五輪代表発表 男女各3人決定

卓球の東京五輪代表に決まった伊藤は五輪の卓球史上初となる「3冠」を宣言した
Photo By スポニチ

 日本卓球協会は6日、都内で記者会見を行い、東京五輪代表の男女各3人を発表した。すでに世界ランキングで確実視されていたシングルス代表に加え、団体要員として男子は水谷隼(30=木下グループ)、女子は平野美宇(19=日本生命)が選出された。女子世界ランキング3位で日本勢最上位の伊藤美誠(19=スターツ)は、新種目の混合ダブルスに水谷と出場することも決定。シングルス、団体を合わせ五輪の卓球史上初となる3冠を宣言した。

 戦術も発想も型破りな伊藤らしい大胆な発言だ。東京五輪代表が正式に決まり、「3種目出るからには3つとも優勝したい。五輪で初めて、3種目で金3つを目指したい」と宣言。過去に日本の五輪金メダルはないが、歴史などどこ吹く風とばかりに最高難度の目標をぶち上げた。

 1月発表の世界ランキングで日本勢上位2人がシングルス代表となり、自動的に団体メンバー入りした選考レース。ワールドツアー2勝などの活躍で、11月に早々と「確実」とした1年間の戦いを振り返り、「楽しかったです。世界ランキングのポイントは考えていなかった」と、明るい笑顔を振りまいた。

 この日の代表決定で、リオ五輪シングルス銅の水谷と、新種目の混合ダブルスにも出ることが決まった。2人とも静岡県磐田市出身で、水谷の両親が立ち上げた「豊田町卓球スポーツ少年団」で育った。年齢が11歳違うものの、水谷が自宅に遊びに来ることがあったほどで、性格は熟知している。「水谷選手に(何かを)言える選手はほとんどいないと思うけど、私は言える立場でないといけないと思う」。先月のグランドファイナル銀メダルの実績が証明するように、金が最も近い種目といえる。

 16年リオ五輪は団体のみに出場して銅メダル獲得に貢献した。小6から練習パートナーを務める関西アカデミーの王子さん(36=中国)は、4年前と比べ「練習量が増えた。技術を極めるために納得するまでやるようになった」と変化を口にする。1日5~6時間だった練習が、この2年は7時間以上が当たり前。練習場に10時間滞在することも珍しくない。成果は結果に表れ、最新の世界ランキングで自己最高の3位に浮上した。

 本番までの期間で「中国勢にもっと勝って、もっともっと怖がってもらえる選手になりたい」と青写真も描いた。3種目ともに最大のライバルになる中国の代表は、五輪直前に決まる見通し。誰が出てきても勝てる自信を身につけ、4年に一度の祭典へ挑む。 

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「卓球」特集記事

2020年1月7日のニュース