桐蔭学園・藤原監督 初単独Vに涙「学生が一生懸命やってくれた」

[ 2020年1月7日 15:44 ]

<御所実・桐蔭学園>初の花園単独優勝を決め、歓喜にわく桐蔭学園フィフティーン(撮影・大森 寛明)
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 第99回全国高校ラグビーは7日、大阪府東大阪市・花園ラグビー場で決勝が行われ、桐蔭学園(神奈川)が23―14と御所実(奈良)を逆転で下して勝利。東福岡と両校優勝だった10年度以来2度目、単独では初の優勝に輝いた。

 前半はリードを許す苦しい展開も、藤原秀之監督は「こうなることは分かっていた。その中で後半、立て直したと思う」と話し「(前半の)最後に1プレーで相手のエラーが出たんで流れがこっちに来た。後半10分以内に取ればチャンスがあると思っていた」と振り返った。

 ハーフタイムに「もうちょっとボールをつなごうと言った」と指揮官。その言葉通り、後半16分に自陣付近で相手キックをキャッチした伊藤が抜け出し、秋浜へとつないでトライに成功し、逆転した。

 初の単独での頂点に藤原監督は「結果的に学生が一生懸命やってくれた。学校、父母会、そういった方々のおかげでここまで来れたので感謝しています」と語り、目には涙を浮かべていた。

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