高校生レフェリーが花園で“デビュー”「僕の意見を聞いてくれ感謝」 夢はW杯での笛

[ 2020年1月7日 18:19 ]

<全国高校ラグビー U18合同チーム東西対抗>レフェリーを務める古瀬健樹氏(撮影・北條 貴史)
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 高校生レフェリーが花園で“デビュー”を飾った。全国高校ラグビーの決勝前に行われる、U―18合同チーム東西対抗戦で、レフェリーを務めたのが古瀬健樹(かつき)さん(17=東福岡高3年)だった。60分間の接戦を陰で支え、「今までのレフェリー人生で一番大きな舞台。自分も楽しめてゲームも引き締まっていた。同学年の選手だけど、僕の意見を聞いてくれて感謝したいです」と、ホッとしたように振り返った。

 古瀬さんは中高一貫校の東福岡自彊館(じきょうかん)中の3年間、ラグビー部に所属。部を引退した後に、後輩の試合で笛を吹いたことがきっかけで審判員を目指すようになった。東福岡高ではレフェリーという立場で強豪校の部に携わり腕を磨いてきた。18年に公式戦には立たないという条件でB級の資格取得を特別に認められ、日本協会がトップレフェリーを養成するプログラムの一員にも選ばれた。

 今回は協会の推薦により、実現した。高校大会のガイドラインを勉強し、いろんな花園の試合を見て研究。「高校生は安全が一番重要」と肝に銘じて、大役を務めた。後半6分には「出さないと、これからの人生につながらないと思って」とイエローカードも提示。堂々と試合をさばいた。

 「選手はボールを見るが、レフェリーはラインなど、いろんな視点で見る。違った視点でラグビーを見られるのが楽しいところ」

 春から進学する早大でも、ラグビーはもちろん、語学力も磨く。「W杯で吹けるレフェリーになりたい」。花園が夢への第一歩となった。

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