瀬戸 “三重苦”に打ち勝ち世界記録に「絶好調じゃなくても記録が出たのは自信になる」

[ 2019年12月23日 18:31 ]

スーツケースを持たずに帰国した瀬戸
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 短水路(25メートルプール)で争う競泳の新設大会、国際リーグ(米ネバダ州ラスベガス)の男子400メートル個人メドレーで、3分54秒81の短水路世界新記録を樹立した瀬戸大也(25=ANA)が23日、羽田空港着の航空機で帰国した。

 10年にロクテ(米国)がマークした3分55秒50を塗り替えたが、レースに向けた調整はしていない。練習の疲労が抜けていない中、時差ボケに加え、寝違えによる首痛も抱えていた。“三重苦”に打ち勝っての世界記録に「絶好調じゃなくても記録が出たのは自信になる。まだまだタイムは上がる」と強調。

 帰路はサンフランシスコでの乗り継ぎが10分しかなく、空港内を全力疾走した。なんとか機内に乗り込んだが、預けた荷物は間に合わず置き去りになった。後日、練習拠点の国立スポーツ科学センターに届く予定。荷物には練習道具も入っているが「荷物がなければないで、移動が楽でいい」と持ち前のポジティブさを見せていた。

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2019年12月23日のニュース