張本、地元で貫録の連覇 20年へ「仙台からスタートできたのはうれしい」

[ 2019年12月23日 05:30 ]

卓球ジャパン・トップ12大会最終日 ( 2019年12月22日    宮城・カメイアリーナ仙台 )

男子で優勝した張本
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 男子シングルスは世界ランキング5位で東京五輪代表を確実にしている張本智和(16=木下グループ)が、地元仙台で2年連続2度目の優勝を飾った。決勝は強化してきたフォアハンドを武器に同12位の丹羽孝希(25=スヴェンソン)に4―0で圧勝。五輪前年の個人戦を最高の形で締めくくった。

 張本が東京五輪の男子シングルス第1代表の貫禄を見せつけた。初優勝した前回大会は五輪選考レースが本格化する前の今年3月。五輪代表を確実にした今回も同じ仙台で優勝を飾った。「こんな奇跡もない。20年に向けてまた仙台からスタートできたのはうれしい」と思いを吐露した。「今年は試される一年だったが、秋以降は良いプレーができている。20年8月まで突き抜けたい」。底知れぬ16歳は、黄金色の野望を抱いている。

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2019年12月23日のニュース