羽生、ミスの予兆あった「調整うまくいかず、どんどん劣化していく感じ」

[ 2019年12月23日 05:30 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2019年12月22日    東京・国立代々木競技場 )

男子フリー、演技をする羽生(撮影・小海途 良幹)
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【羽生に聞く】――体力的な問題はあったか。

「できなかったものはしようがない。また練習しなきゃいけないと思っている」

――悔しい思いをして強くなってきた。

「(ファイナル2位で)そう心に決めて、ここに来たけど、それでもこのザマ。悔しいしかない。なんか言葉が見つからない」

――4年ぶりの全日本だった。

「やっと(宇野)昌磨が心から全日本王者って言えるようになったと思う。ずっと僕が休んでいて、戦ってたらもっと前に負けたかもしれないですけど」

――チェンに負けることと、宇野に負けることでは意味が違うか。

「それはそう。なんというか彼(宇野)が彼らしくない時期があったんで、やっと戻ってこられたんじゃないかと思うと、うれしい」

――いつも通りいかない予兆はあったのか。

「調整がうまくいかなかった。どんどん、日に日に劣化していく感じがあった。SP前から変だな、と思っていた。いろんな人に支えてもらって、今できる最高の状態にしてもらった。実力と技術が足りなかった」

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2019年12月23日のニュース