渡辺、東野組 3連覇王手 言葉のラリーで修正

[ 2019年11月30日 17:10 ]

バドミントン全日本総合第5日 ( 2019年11月30日    東京・駒沢体育館 )

 混合ダブルスでは世界選手権銅メダルの渡辺勇大(22)、東野有紗(23)組(日本ユニシス)が緑川大輝(早大)、斎藤夏(ACT SAIKYO)組を2―0(21―15、21―13)で退け、3連覇へ王手をかけた。

 第1ゲームは後衛の渡辺のスマッシュで押したが、第2ゲームで相手ペアがうまく対応。主導権を明け渡さないために2人は話し合い、ギアを上げた。東野は「流れ来るから我慢。前で自分の仕事をする」と語り、渡辺も「自分が作って、(前衛に)決めてもらう」と振り返る。言葉のラリーが奏功し、渡辺が後ろで組み立て東野が得点を重ねた。

 12月1日の決勝では3連覇が懸かる。混合ダブルスをけん引する存在として、このタイトルは譲れない。渡辺は「気持ちを新たに頑張りたい」と意気込み、東野も「3連覇に向けて頑張りたい」と決意を込めた。

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2019年11月30日のニュース