「爆弾サイクロン」が米国に襲来 感謝祭は大混乱か?

[ 2019年11月27日 16:57 ]

 感謝祭(28日)の連休を控えた米国各地が2つの暴風雨に直撃され、大勢の旅行客らが足止めされている。八村塁(21)が所属するNBAウィザーズがナゲッツと26日に試合を行ったコロラド州・デンバーの空港では25センチの積雪となったために1100人以上の乗客が空港内で身動きがとれなくなり大混乱。この日は480便以上が欠航となり、多数の便に遅れが出た。

 西海岸でも別の暴風雨が発達。オレゴン州の道路では大型トレーラーが雪でスリップして横倒しになった。ネバダ州に通じるカリフォルニア州北部の道路でも積雪。カリフォルニア州南部とアリゾナ州では洪水警報が出された。また風速15メートルを超える暴風による停電が全米規模で発生する恐れがあり、毎年恒例となっているニューヨーク市の感謝祭パレードが影響を受ける可能性もある。

 さらに「爆弾サイクロン」と呼ばれる暴風雨の発生も予想され、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外でも雪が降る見通し。AP通信によれば、中西部のウィスコンシン州の積雪は1日で30センチを超えるもようで、各地で深刻な被害が出るおそれが出てきている。

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2019年11月27日のニュース