スポーツ議員連盟 提言案にバスケくじ明記 12月、政府などに提出へ

[ 2019年11月27日 12:17 ]

 超党派のスポーツ議員連盟は27日、東京五輪・パラリンピックのレガシー(遺産)づくりに向けたプロジェクトチーム(PT)会合を開き、スポーツ振興くじ(サッカーくじ)の対象にバスケットボールを追加する方針を明記した提言案をまとめた。

 提言案ではバスケについて国内のBリーグの成長や運営を評価。スポーツ振興投票の対象競技に求められる(1)国民に幅広い人気がある(2)天候等に影響を受けず、確実に実施される(3)集団スポーツ(4)主催者などにより公正な試合の実施が担保されている(5)プロスポーツとして安定的に試合が実施できる――という5要件を満たしているとし「対象競技として追加することが適当」とした。

 サッカーくじについては、Jリーグの1試合の得点や勝敗を予想する新商品や、W杯の優勝チームや決勝カードを予想する商品、欧州チャンピオンズリーグ、クラブW杯など海外試合を対象に加える案も盛り込んだ。

 提言案はスポーツの持続的発展のために多様な財源確保が必要だとするもの。12月の議連総会で了解を得た上で、政府などに提出する見通し。年明けから新商品に関する専門チームを立ち上げ議論を進めていく。

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2019年11月27日のニュース