奥原希望 ハプニングなんの! 29分圧勝発進で「この大会のタイトルは譲れない」

[ 2019年11月27日 17:19 ]

バドミントン全日本総合選手権第2日 ( 2019年11月27日    東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館 )

女子シングルス1回戦で勝利した奥原希望
Photo By 共同

 本戦がスタートし、女子シングルスでは、リオ五輪銅メダリストで世界ランキング3位の奥原希望(太陽ホールディングス)が明地七海(北都銀行)を2―0(21―11、21―9)で下した。今年1月のプロ転向後初の国内大会。9時40分スタート予定の試合開始は10時54分とずれ込み、「2時間くらいアップしていました」と苦笑いで振り返った。

 所属の「太陽ホールディングス」の名前が入ったミズノ社のユニホームに袖を通すのは、個人エントリーで出場した今年6月のオーストラリア・オープン以来。国内初お披露目で「いつもない刺激をプラスにして、試合のエネルギーにしたい」とモチベーションは高かったが、開始直前には新調したユニホームのロゴの大きさを審判にチェックされるハプニング。運営関係者によると、文字列の大きさ(高さ6~10センチ、横30センチ以内)が競技規則に抵触する可能性があったが、文字の長さを確認し、結果的に問題なかったという。

 直前のハプニングにも集中を切らさず、17年1回戦で棄権した時の対戦相手を29分で圧倒。2回戦に駒を進め、4年ぶり3度目の頂点へ発進した。「(日本の)エースという意味で、この大会のタイトルは譲れない」。奥原の戦いが始まった。

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2019年11月27日のニュース