マラソン川内 過去最低の29位「悔しいというかどうしようもない」

[ 2019年10月7日 05:30 ]

陸上 世界選手権第9日   男子マラソン ( 2019年10月5日    ドーハ・ハリファ国際競技場 )

険しい表情の川内、過去最低の29位に終わった(撮影・小海途 良幹)
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 98回目のフルマラソンは百戦錬磨の男にとって厳しい現実を突きつける形となった。

 「日の丸の舞台で過去最低(29位)は全然良くない。正直、なんていうか、悔しいというかどうしようもない」

 代表を退く決意を固めて走った17年ロンドン大会から2年。再び袖を通した代表のユニホームがくすんで見えた。気温29度、湿度51%。大会期間中最も快適な中東の夜は、女子マラソンや競歩と同じ高温多湿の熱帯夜を予想していた川内にとって最悪の条件となった。

 川内は10キロ地点で先頭集団から脱落。混戦になることを予想して粘り強く距離を踏む練習はしてきたものの、中盤以降に一気にペースアップした流れに乗るスピード練習を積んでこなかったのが裏目に出た。「競歩を見ていて湿度が高かったら2時間15~20分が入賞ラインだと思っていた。設定通り走ったが、結局作戦ミスです」と反省した。 

 座右の銘「現状打破」を掲げて4月にプロ転向。プロ1年目の最大目標として位置付けた世界選手権での大敗を受け、今後の代表について「ロンドンが最後と言ってカムバックして、最低順位になるために戻ってきたわけではない。ちょっと、考えられないですね」と言葉を詰まらせた。

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