大坂2大会連続V 世界ランク1位バーティに逆転勝ち「気分がいい」

[ 2019年10月7日 05:30 ]

テニス中国オープン最終日 ( 2019年10月6日    中国・北京 )

2大会連続優勝を果たし、優勝トロフィーに口づけする大坂 (AP)
Photo By AP

(「気分がいい」/) タオルを頭からかぶり意気消沈していた大坂がよみがえった。第1セットを3―6で落とすと、コーチを務める父・フランソワ氏が登場。ベンチに歩み寄り「もっと我慢する必要がある。落ち着こう。信じているよ」と優しく声を掛けた。グータッチで送り出された愛娘は、気持ちを切り替えて復活。第2セットを奪い返すと、最終セットも第1、7ゲームをブレークした。

 9月に大坂と入れ替わりで世界ランキング1位に就いたバーティとの新旧女王対決。過去の直接対決は1勝2敗と負け越していたが、タイトルの懸かった大一番を制し「優勝を目指していたので達成できて気分がいい。有言実行できた」と笑った。

 7日発表の世界ランキングで3位に上昇する見通し。「この大会で勝ちたかった。何かを証明したかった」。年間上位8人で争うシーズン最終戦のWTAファイナル(27日開幕、中国・深セン)に弾みをつけた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年10月7日のニュース