ロシア、数的優位生かせずノートライで完敗 アルテミエフ主将「方向性を見失い…」

[ 2019年9月25日 00:38 ]

ラグビーW杯1次リーグA組   サモア34―9ロシア ( 2019年9月24日    熊谷 )

<ロシア―サモア>後半、ドロップゴールを決めるロシアのクシナリョフ
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 ロシアはPG2本とDG1本の9点のみ。ノートライで19年W杯の1次リーグ第2戦を終えた。主将のFBアルテミエフは「後半の最初に方向性を見失い、アタックのチャンスを与えてしまった。スペースがあると非常にスピーディーに仕掛けてきた。自分たちもポジティブな瞬間は多かったが、80分すべてで自信を持ってプレーできたとは言えない」と振り返った。

 前半には28分、30分にサモアがハイタックルで立て続けにシンビンを受けた。15対13の数的優位。それでもトライは遠かった。「あおの時にトライをできていれば結果は変わったかもしれない。もう少し我慢強く、ボールを丁寧に扱うべきだった」。中3日で臨んだW杯通算6試合目は大敗と言っていい。

 ただ自信は失っていない。次戦は10月3日に世界ランキング2位のアイルランドと対戦するが、「W杯は世界トップレベルと試合ができる。いい経験をしている。次戦もロシアのラグビーを見せたい」と前を見据えた。

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