ウェールズ 貫禄6T圧勝も反省「ガソリンが残っていたのに…」

[ 2019年9月24日 05:30 ]

ラグビーW杯1次リーグD組   ウェールズ43―14ジョージア ( 2019年9月23日    豊田ス )

<ウェールズ・ジョージア>後半、突進するウェールズのA・ジョーンズ
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 1次リーグD組の1試合が23日に行われ、前回大会8強で、今年の欧州6カ国対抗を全勝で制したウェールズが初戦でジョージアを43―14で破り、勝ち点5を獲得した。ウェールズは、世界ランク6位のオーストラリアと29日に味の素スタジアムで対戦する。 日程&結果

 反省が先だった。ロックのA・ジョーンズ主将は後半に14点を奪われ、「後半は残念だった。自分たちにはガソリンが残っていたのに」とジョージアに反撃されたことを悔やんだ。

 この日の試合で、闘将はウェールズ最多タイの129キャップ目を獲得。昨年引退したプロップ、G・ジェンキンスの記録に並んだ。それでも「自分の立場ではなく、国を代表して戦うことを意識している」と、毎試合がセレクションだと思い戦っている。

 そんな気持ちが全員の集中力につながり前半2分の先制トライとなった。ガットランド監督は「セットピース(セットプレー)からサイン通りのプレーができた」と評した。左ゴール前15メートルスクラム。No・8ナビディからパスを受けたSHのG・デービスが2人を飛ばしてCTBのJo・デービスがトライ。前半4トライのきっかけをつくった。

 今年の欧州6カ国対抗で全勝優勝を飾ったウェールズ。8月には一時、世界ランキング1位にもなった。次戦は強豪オーストラリアとぶつかるが、ガットランド監督は「自信はある」と言い切った。反省は必ず生かされる。

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