中田監督、ブラジル相手に手応え「もったいない試合だった」

[ 2019年9月24日 21:48 ]

バレーボールW杯 女子8日目   日本0ー3ブラジル ( 2019年9月24日    北海きたえーる )

バレボール全日本女子・中田久美監督
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 世界ランク4位の格上ブラジルを相手にストレート負けで5敗目を喫した。それでも石川が入った第2、第3セットは見せ場も十分。セット中盤までは互角の試合を見せた。

 中田久美バレーボール全日本女子監督は試合を振り返り「入りはすごくよかったんですけど、自分たちのミスから流れを切ってしまうところは、もったいない試合だったと思います」とのコメント。サーブやスパイクでミスショットが多かったことを嘆いていた。

 1セット目を14-25の大差で落としたが、2セット目で古賀を石川に代えるとチームに勢いが出始める。中田監督は石川に対し「ハイセット(助走距離の長い選手に打ち切らせる高いトス)を苦しい場面で打ち切った場面もありましたけども、やっぱり、もう少しいい状態で使ってあげたいな、という気持ちは正直ありますけど。よく頑張ってくれてると思います」と称賛。初代表でありながら、チームに欠かせない存在となった19歳に目を細めた。

 3セット目に入ると序盤から競る展開。結局落としはしたものの、セット奪取まで23-25とあと一歩まで追い詰めた。「ブラジルの攻撃も速いですけども、ブロックで対応できたところもあります」と収穫を口にする中田監督。ただ「ワンタッチ取ったボールを点数につなげられないというのは、大きな課題だと思います」と、次戦へ向けての取り組みについても忘れなかった。

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2019年9月24日のニュース