サモアが計6トライでロシア下しA組首位に ラグビーW杯

[ 2019年9月24日 21:29 ]

ラグビーW杯第5日 1次リーグA組   サモア34―9ロシア ( 2019年9月24日    熊谷 )

WTBレイウアのトライを喜ぶサモアの選手たち(AP)
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 世界ランキング16位でW杯初戦となったサモアが、同20位のロシアを34―9で下し、勝ち点5を獲得した。サモアは30日にスコットランドと対戦後、10月5日に豊田スタジアムで日本と対戦する。

 前半はドタバタの展開だった。開始5分にWTBレイウアのトライで先制したサモアだが規律を守れず、その後2本のPGを許して逆転された。前半の終盤にはフッカーのマトゥウ、CTBリーロが立て続けにシンビン(10分間の一時的退場)となり、一時は13人に。5―6でハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると20日の開幕・日本戦から中3日のロシアが徐々にバテ始め、4分にNo・8アモサのトライで逆転に成功。その後にドロップゴールで1点差に詰め寄られたが、WTBフィドウらが4トライを加えて突き放した。

 A組はサモア、日本、アイルランドが勝ち点5で並んだが、得失点差でサモアが1位に躍り出た。ただ、数名のケガ人とシンビンによる追加制裁の可能性が残っており、中5日で迎えるスコットランド戦には不安を残した。

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2019年9月24日のニュース