ウルグアイ 昨年大敗したフィジーへ雪辱誓う 被災地・釜石での試合に「い試合をしなければならない」

[ 2019年9月24日 17:44 ]

 ラグビーW杯1次リーグD組のウルグアイは24日、岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで、フィジー戦(25日)へ向けた前日練習を行った。フィジーは今大会2試合目だが、ウルグアイはこれが最初のゲーム。昨年11月に7―68と大敗した相手に対し、控えプロップのファクンド・ガタスは「彼らの戦い方は分かっている。我々は違う戦い方をしたい」と意気込み、先発ロックのマヌエル・レインデカルは「11月の厳しい試合は教訓になった。我々は展開するのが得意なので、ボールを動かしたい。明日は笑って終わりたい」と雪辱を誓った。

 東日本大震災の被災地で戦うことについて、オスカル・デュランFWコーチは「ここで試合ができることは我々にとっても特別なこと」と表現。「釜石の歴史も勉強してきた。津波の映像も見たが、とても心が痛かった。この地で、いい試合をしなければならないという責任も感じている」と語った。

 フィジーは7月の日本戦で鵜住居復興スタジアムを経験しているが、ウルグアイはこの日の練習で初めて使用。ガタスは「きれいなスタジアムだ。いい雰囲気だと思う。過去の歴史を知っているからこそ強く感じるのかもしれないが、いい試合をしたい」、レインデカルは「今までの練習場も良かったが、このスタジアムも良く整備されている。いい試合をしたい」と声をそろえた。

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2019年9月24日のニュース