シオノギ製薬 4番・數原、リーグ新の1試合4本塁打!9打点!

[ 2019年9月8日 05:30 ]

<シオノギ製薬・NEC>シオノギ製薬・數原(右)が1試合4本塁打9打点、ともにリーグ新記録を打ち立てた(日本ソフトボール協会提供)
Photo By 提供写真

  「第52回日本女子ソフトボール1部リーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボールリーグ機構主催)は7日、兵庫・豊岡、神奈川・秦野、愛知・安城の3会場でリーグ戦再開となる第6節の6試合を消化した。シオノギ製薬は數原顕子外野手(25)の3打席連発を含む1試合4本塁打、1試合9打点のリーグ新記録の活躍でNECプラットフォームズに17―0と大勝。ビックカメラ高崎は戸田中央総合病院に敗れ、3敗目を喫した。

 圧巻の本塁打祭りだった。シオノギ製薬の4番數原は初回、中越えに先制3ランを放つと、2回に左中間へ2ラン、3回は中堅左にソロと3打席連発。4回の第4打席は中飛に倒れ、一度ベンチに下がった。しかし、6回裏の攻撃で4番に打席が回ることが確定すると「絶対打ちます」と岡村昌子監督に直訴。ソフトボール特有のリエントリールールを活かして新記録弾となる3ランをかっ飛ばした。「(3カ月の中断中に)やってきたことは間違いではなかった」と振り返る声も弾んでいた。

 ≪水戸、攻守で貢献≫鮮やかな先制攻撃だった。戸田中央総合病院は初回1死満塁で5番水戸が左前へ先制適時打。「ワンアウトだったので、自分は思いきって行くだけでした」。守備では2回2死一、三塁でレフト前に落ちそうな打球を背走キャッチ。4回には7点目の中前打も放った。田上美和監督は「みんなの気持ちが出ていた」とビックカメラ高崎撃破の後半戦発進に笑顔を見せた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月8日のニュース