西岡良仁 2回戦で敗退…序盤に耐えに耐え「ギア上げられなかった」

[ 2019年8月30日 08:26 ]

<全米オープン第4日 西岡良仁・ロペス>2回戦で姿を消した西岡良仁(撮影・小海途 良幹)
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 テニスの四大大会、全米オープンテニス(ニューヨーク、ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)は29日、前日の雨天で順延された男子シングルス2回戦を行い、世界ランク59位の西岡良仁(21=ミキハウス)は同61位のフェリシアーノ・ロペス(37=スペイン)に7―6、0―6、4―6、4―6で敗れ、四大大会初の3回戦進出を逃した。

 またも壁を敗れなかった。第1セットは長いタイブレークの接戦を制して先取。だが第2セットの第1ゲームでいきなりブレークを許すと、反撃のチャンスをつかめずに屈した。「序盤に耐えに耐えて、そのために自分のギアを上げられなかった。僕はラリー戦であまりミスをすることはないし、自分から組み立てることができるけど、きょうはそれができなかった」と唇をかんだ。

 前哨戦のマスターズ大会では8強入りと結果は残したが、満足はしていない。「ここ(全米オープン)に入ってテニスが少し落ちたことは確か。グランドスラムで勝つためにどうすれば良いか考えたい」とさらなる高みに視線を向けた。今大会はWOWOWで放送。

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2019年8月30日のニュース